カメラと共に歩いた日々:昔はテクニック、今はそれ盗撮でしょ

昭和の時代は、一般的に個人情報や肖像権などという権利を主張されてもめることない和やかな時の流れでした。その後もかなりの間は個人情報や肖像権などに気を使わなくてもすむ時が流れていました。2003年5月23日に個人情報保護法が成立し、一般企業に直接関わり罰則を含む第4〜6章以外の規定は即日施行された。2年後の2005年(平成17年)4月1日に全面施行した。
そんな中、2004年11/12隔月刊フォトテクニック(玄光社)という月刊カメラ雑誌(42ページ)掲載の記事に「速写=気づかれないうちに撮る」の中に「スナップの秘訣は、被写体が夢中で何かをしていて、撮られていることに気づかないうちに素早く撮影し、何事も無かったように自分の散歩のペースに戻る」という記事と子どもの写真が記載されています。
そのような事は、今では盗撮行為になってしまうのでしょう。
写真を撮る側は非常にやり難くなりましたが、自分が見知らぬ人に撮られてその画像を悪用されるようなリスクは避けたく撮らせたくないと自分自身も思うところ。
自分自身も写真を撮る際には、そのような疑いが掛からないように心がけたいです。

相手に撮影依頼された撮影は、わざわざ撮影許可をもらう必要無いですが、それ以外は撮影許可を取ってから撮影することが基本。相手とのコミニュケーションがしっかり取れれば、大抵「撮っていいですよ」と笑顔をもらえます。
子どもの頃から「カメラは、私のコミニュケーションツールの1つ」
小心者だった私の心を開かせ、人とつながりを持たせてくれる大切な道具です。
これからも沢山の笑顔さんたちに出会えることを楽しみにしてます。

作者 笑顔の写真家:酒井徹也

笑顔の写真家:酒井徹也

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