私的妄想世界

「大きな目標を達成するために小さなステップの目標をたてて、階段を登るように目標達成せよ」と言うが、描いたように成功するほど人生あまくない。
その時代、その時々にマッチした様に自分を変えられる柔軟性が必要になってくる。

近年益々、多くの人々は自分たちが食べることに必死になっており、その様な労働をしなければ暮らしていけない。
一方、様々な技術革新により人員が必要な労働は減っており、高い技術や能力を使いこなせる一部の人だけが高い給料をもらい、貧富の差が益々脹らんでいる。
年金、保険といった社会保障にも大きな無理が生じているのに、市場の状況で対価が決まっていく賃金に所得の分配を任せていては、社会そのものが回らなくなるのは当然でしょう。

通貨、電子マネー、株式といった人類の約束事が機能しなくなってきている危うさを感じている人は少なくないだろう。
今まで絶対としている固定観念を頭から消し想像してみると、通貨、電子マネー、株式といったものは人類の約束事であって、実際は存在しないものである。
これらの世界中雁字搦めに支配されているようなものを無くしてしまえば、本来持つ人間らしくなるのではないだろうか。
これは、これらの利権者が今までの権力を失い、人類平等にグッと近づくことでもある。
世の中に素晴らしい発想があったとしても、利権の強い人々に都合のよろしくないことは闇に葬られる現在の世であろう。

今後、更に人工知能ロボット化が進み、人類がその気にさえなれば世界中の皆が働かなくとも食べていける世の中が実現できる。
しかし、人工知能は戦争兵器への組み込みが盛んに進められ、実践に使われ人の命を奪っている。
人は、自分以外の人と比べて自分の優劣を確認する習性があり、他人より優位に立っていないと不安な人が大多数のようだ。
どれだけ経済成長すれば、どれだけ他国を打ち負かし強い権力の国になれば満足するのだろう。

「夢を見るから、人生は輝く」というが、絶望の連続で夢を見れないで人生を終えた人は輝けなかったのか?
そうではない、たった一つの自分の人生から逃げずに駆け抜けて行った人生は輝いているでしょう。
「叶う夢など夢ではない」のだと言う人もいる。
私と出会い関わって頂いた皆様、また、これから出会う方々に感謝し残された人生を世界平和の笑顔の花咲く夢へ少しでも近づけて行きたい。

作者 笑顔の写真家:酒井徹也

笑顔の写真家:酒井徹也

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