とある小学校の移動教室での話vol.1
とある小学校の移動教室での話vol.2
※上記リンク「とある小学校の移動教室での話vol.1、vol.2」の続きの話です。
移動教室初日、宿舎に到着しクラス集合写真撮り終えて諸々の事柄を済ますと飯ごう炊さんを行いカレーライス作りを生徒達は行った。
釜戸毎に班に分かれて作業している様子と班毎集合写真を写すのですが、好き勝手に他の班の釜戸に行っている子が多く班毎集合写真を撮れるように生徒をそろえるのに手間取ってしまう。ここでは「俺たちの写真を写すな」と言っていた生徒さんの班構成が違っており、また、炎に刺激された満足感からか「俺たちの写真を写すな」コールが起きること無かったのは幸いでした。
そうこうしているうちにカレーもご飯も出来上がっていましたが、釜戸に大量の薪をくべて炎が立ち上って危険な釜戸がありましたが、施設指導員の方が急いで消火され、ご立腹の様子でした。
食事も終わり片付けを皆でしていますが、テーブルの下にゴミ・軍手・ハンカチ等が散乱しているにもかかわらず誰も拾おうとする気配がありませんでした。
それらを指摘して行動させるより、自ら行動して異常を理解してもらおうと思いました。
そこで私自身がそれらを拾って回り「これ誰の物?」「あっちにもゴミ落ちてるよ。拾ってね。」などと言って、生徒さん達が行動するように誘導しました。
本来、カメラマンが口出しするようなことでは無いこと、あまり出しゃばりすぎると先生方のプライドというか癇に障ってしまうのではと迷う心もありました。
全ては「皆さんが楽しく有意義であったと思える思い出の為、その笑顔の為へ」の行動。
しかし、人それぞれ「受け止めて下さる方」もいれば「虫が好かなく思われる」こともある。
今日も「生かして下さりありがとうございます」と心の中で手を合わせる。
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