これまで自然な笑顔というテーマをメインにしてあれこれ書いてみましたが、写真を作品として仕上げていくには、創作する感性と技術が必要。写真業は、フィルムの時代からデジタルに移り変わり、画像修正加工等が容易になった。よってカメラマンの行う作業は実質増えている。
レタッチを専門に行う会社もあるように撮影後の後処理に撮影の何倍もの時間をかけて仕上げて行くことが多い。しかし、どれだけ綺麗に仕上げられる技術をもったとしても、はたして自分が感動できる写真となるのだろうか?
グラフィックアーティストからすれば、写真は下絵や素材ににかならず、究極は全て手書きで書いてしまうことに行きつくのかもしれない。
写真をグラフィックデザインとして創作するというジャンルがあったとしても、人との関わりから奇跡的に捉えられたリアルな瞬間のカットから感じられるそのシーンの物語は、神憑った神秘的なもので別次元の究極であるのだろう。
撮影させてもらった人と撮影した本人は、双方の関係性を知っており、それぞれのシーンの情景が思い出されますが、第三者にはそれが無いので情景がイメージできるようにテキスト等で補う必要がでてきてしまう。
それらを感じ取れるキーワードとなるものがバランスよく写し込めていると伝わりやすい良い写真となりえてくるのは、基本的なお話。
以上、私事のつぶやきゆえ、ご容赦くださいませ。
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