キャノンRAW現像ソフトDigital Photo Professional4:発色不具合対策

◆DPP4.1発色の不具合

キヤノンのRAW現像ソフトDigital Photo Professional4 Ver4.1.0.0 Windows(以降DPP4.1)を起動し、RAW撮影データをパソコンのディスプレイで見るとDigital Photo Professional3 Windows(以降DPP3シリーズ)の色合いより彩度を上げたようなこってりした色合いで、特にR赤系の色がきつい発色となること。昨年、キャノンお客様相談センターに問合せたところ「そのようになることが確認されております」ということでしたので、DPP3シリーズと同様の色合いにする方法を尋ねましたが「現在はありません」ということでした。しかしDPP4.1を更に使ってみると「撮影時のピクチャースタイル」(スタンダード)をDPP4.1ソフト上で括弧の外れたスタンダードをピクチャースタイルの選択にするとDPP3シリーズのスタンダードと同様の色合いになった。つまりDPP4.1使用時は撮ったままのピクチャースタイルから同じタイプのピクチャースタイルを選択し直すせばよいことが分かった。カメラ側で他のピクチャースタイル(忠実設定等)でも同様のこと。

◆不具合のメーカー対応

この不具合は、キャノンサポートのソフトウェア―ダウンロードで2015年10月29日更新の最新版Digital Photo Professional4 Ver4.3.31.0 Windows がダウンロードできます。「Ver4.3.31.0の変更履歴」に、この発色に関するバグ修正の告知は無いものの、この不具合は発生しなくなりました。
Ver4.3.31.0ダウンロードURLはhttp://cweb.canon.jp/drv-upd/dc/dppw4331.html

◆DPP4.3.31で直ったのはいいけれど

DDP4.1でピクチャースタイルを選択し直さないでRAW画像をカラー調整したデータがある場合は、DPP4.3.31にバージョンアップしてしまうと調整した色と違ってしまう。このような大切なデータが大量にある場合、やり直して同じような結果を得ることはまず無理だと考えました。これを避けるために新たなパソコンにDPP4.3.31をインストールし、DDP4.1をインストールしてあるパソコンはバージョンアップしないことに当方はしました。

※「キャノンデジタルカメラをご使用で発色に疑問が起きた方」のご参考になればと思います。

CP+2016交換レンズ:シグマArt vs フォクトレンダーOtus

2016年2月25日~28日カメラと写真映像のプレミアムショー「CP+(シーピープラス)2016」がパシフィコ横浜にて開催された。会場で触れた実機の印象等をレポート。

◆気になる交換レンズで試し撮り

ワールドプレミアアワード交換レンズ部門受賞のシグマ50-100mm F1.8 DC HSM | ArtもCP+でチェックしてきてました。このレンズはAPS-Cカメラ用なのですが、人物ポートレート撮影には便利な優れものです。シグマのArtシリーズは、玉ボケが美しくピントの合っている所はシャッキリで積極的に絞り開放から使いたいレンズでした。多分、購入すると思います。シグマは単焦点Artシリーズ50mm F1.4 DG HSM、35mm F1.4 DG HSM、24mm F1.4 DG HSMが素晴らしい。これらは10万円前後の価格で買えるので価格以上の性能はあるものと思います。

CP+2016シグマ50-100mm F1.8 DC HSM

CP+2016シグマ50-100mm F1.8 DC HSM


一方、フォクトレンダー(Voigtlander)Otus 1.4/85 (85mm F1.4)、Otus 1.4/55 (55mm F1.4)、Otus 1.4/28 (28mm F1.4)も自前のカメラに付けて撮影してみました。カールツァイス120年のレンズメーカーとしての歴史の集大成、一切の制約と妥協を排除して作られたというレンズシリーズ。周辺の端までピントの合っている部分は綺麗に解像しており確かに描写力は他を圧倒するところだが、絞り開放では玉ボケがレモン型になってしまう。この点については、試し撮りした場所が違うので一概に言えないかもしれませんがシグマArtシリーズ50mm F1.4 DG HSM の方が綺麗な円型の玉ボケであった。フォクトレンダー(Voigtlander)OtusシリーズはOtus 1.4/55(55mm F1.4)で約1kg重さがあり、Otus 1.4/85 (85mm F1.4)、Otus 1.4/28 (28mm F1.4)はそれよりずっと重たい。Otus 1.4/28 (28mm F1.4)は広角単焦点なのにOtus 1.4/85 (85mm F1.4)よりも重たい。Otusシリーズは、何れも重たく鏡筒が太く滑りやすのでレンズ交換の際に誤って落下しないようにいつも以上に注意を払った。
細かなピント合わせが容易なようにフォーカスリングの駆動幅がマクロレンズのように広いレンズ。この妥協しない写りに絞り込んで作られたカールツァイスの交換レンズの価格は、およそ40万円、Otus 1.4/28 (28mm F1.4)は60万円と価格もキングです。
独特なボケが欲しい時には1kg超えのキャノンEF85mm F1.2LⅡUSMを使いますが使用頻度は低いです。4倍から6倍の価格差があるシグマは単焦点Artシリーズとフォクトレンダー(Voigtlander)Otusシリーズを比べるのおかしな話ですが、取り回しのしやすくオートフォーカスがきくシグマ単焦点Artシリーズの方が私的なワークフローに向く。
CP+2016フォクトレンダーOtus 1.4/28、55、85

CP+2016フォクトレンダーOtus 1.4/28、55、85


ニコンのカメラの交換レンズが昨日2016年3月1日から数千円から数万円の値上げになっていました。原油は値下がっていますがガラス関係は高騰するしているということでしょうか?
おそらく駆け込み購入者が沢山おられたのではないでしょうかね。

CP+2016 キャノンEOS-1Dx markⅡ,80D vs ニコンD5,D500:高感度ノイズ等の比較

「CP+(シーピープラス)2016」が2月25日~28日カメラと写真映像のプレミアムショーがパシフィコ横浜にて開催された。会場で触れた実機の印象等をレポート。

CP+2016ニコンブース

CP+2016ニコンブース


CP+2016ニコンD5、D500

CP+2016ニコンD5、D500

◆Nikon D500高感度ノイズ

パソコンモニター100%でキャノンEOS-5D markⅢ、ニコンD810ではISO6400でノイズが目立ちはじめますがD500はどうでしょう。
カメラ液晶モニターの最大拡大で見た印象ですが、ニコンD500はDXフォーマットながら高感度特性に優れISO25600においても暗部ノイズを感じないほどでした。
D500もパソコンモニター100%で確認できれば良いのが、撮影したサンプルデーターの持ち帰りは禁止で残念ですが、更なるチューンナップをしている最中であることを期待し発売日を待ちたいと思います。D4s、D810等の画像処理エンジンEXPEED4の古さを感じるほどD5、D500に搭載されたEXPEED5の進化を感じられるでしょう。

CP+2016キャノンブーズ

CP+2016キャノンブーズ


CP+2016キャノンEOS-1Dx markⅡ

CP+2016キャノンEOS-1Dx markⅡ

◆NikonD5 vs Canon EOS-1Dx markⅡ高感度ノイズ

ニコンD5最高ISO3280000、D500最高ISO1640000、キャノンEOS-1Dx markⅡ最高ISO409600、ソニーα7S最高ISO409600と最高ISO感度値を比較してもあまり意味が無い。実際の常用ISO感度をテストしてみたいところ。
カメラ液晶モニターの最大拡大で見た印象ですが、EOS-1DxmarkⅡは常用ISO感度51400でもざらつきノイズが見えますがニコンD5は同感度でその様なノイズが見えませんでした。高感度特性はニコンD5が圧倒的のようです。
どこまでを実用ISO感度とするかは人それぞれですが、皆さん少なくともこれまでの1絞り分以上は実用ISO感度をアップできるのではないでしょうか。
これまで発売されているノイズレス高感度デジタルカメラはソニーα7Sが跳びぬけていましたが1200万画素クラスカメラでした。2000万画素クラスのカメラもソニーα7Sのようなノイズレス高感度カメラが出現し技術の進歩に驚いております。

◆Canon EOS-80D高感度ノイズ

EOS-7D markⅡは、ISO3200から少々ノイズが目立ちますがEOS-5D markⅡの暗部の赤系ノイズよりは良いので実用範囲としたいところ。EOS-5D markⅢのISO6400と同じ位のノイズレベルを期待。カメラ液晶モニターの最大拡大で見た印象ですが、EOS-80DはEOS-7D markⅡと同様な位に見えました。EOS-80Dの私的実用範囲はISO3200まで許せる範囲かと思われます。
Canon EOS-80Dは、EOS-70Dより改善されたものの高感度ノイズに強いNikon D500と比較できるものではない。しかし価格帯の違いが大きいため一概に比べるものでもないでしょう。

◆動画撮影

4K30P動画撮影は、フルサイズニコンD5はFXフォーマット2082万画素の内のDXベースの動画フォーマット撮影範囲の画素と同じ様なサイズでの撮影となる。そのことからニコンD500は、2088万画素ほぼフルサイズ4K30P動画撮影となると思ったが、先日出回ったD500の24ページ版のカタログがらするとD500の4K30P動画撮影はDXベースの内側を大きく切り込んだサイズとなる図が掲載してあった。キャノンEOS-1Dx markⅡは4K60Pと別格ですが快適に編集できるパソコン環境を整えることも大変なことであるでしょう。

◆液晶モニターのタッチ操作

キャノンEOS-80D、ニコンD500は、ライブビューの画面上でタッチが切れる「タッチシャッター」搭載。キャノンEOS-1Dx markⅡ、ニコンD5は、タッチフォーカスでタッチでシャッターは切れない。D5は、待ち望んでいたライブビューの画面上でタッチした位置にホワイトバランスを合わせられる「スポットホワイトバランス」を搭載されている。

◆高解像度画質

高画素タイプのペンタックス645Z、ニコンD810、キャノンEOS-5DsR等についても同様についても同様に画像1コマあたりのデータ容量が大きくパソコンハードディスク等を圧迫し、大量に画像を扱うワークフローに向かない。
ニコンD500においては高画画素フルサイズFXフォーマットD810に及ばないが、そこまでの高解像度を必要とする撮影は当方には無い。
私的にこの3機種の中では高感度ノイズ処理に優れるニコンD810がバランスの良い好ましいカメラと思います。

◆連写秒間

キャノンEOS-1Dx markⅡの秒間14コマ(ミラーアップ時16コマ)は、他を圧倒しており、フォーカスも良い。キャノンブースにいた体操選手の棍棒動作を適当に連写してみましたら劇的なコマ送り的画像が写っていました。
ニコンブースには、動体撮影するようなものはありませんでしたのでD5秒間12コマの連写とフォーカスのバランスなどは確認できませんでした。
一昔前は、各社フラッグシップ機の最高連写秒間10コマでいたが、キャノンEOS-7D markⅡやニコンD500のクラスが最高連写秒間10コマと小型軽量カメラの進化も目覚ましい。
シャッター音やシャッター感触等は、好みによるものでしょうからコメントは差し控えます。

CP+2016キャノンブース:体操コス撮影モデル

CP+2016キャノンブース:体操コス撮影モデル

◆フォーカス精度

EOS-7D markⅡでレンズ35mmから広角側で1.3m程の位置からファインダー1点スポットフォーカスで撮影すると5cm前後前ピンに写る現象が出ております。
距離が離れれば離れるほど前ピンの量が増します。
しかし、ズーム全域でマクロ的近距離で撮影するとジャストピントです。
このような不具合はAFマイクロアジャストメントで調整できることではないのです。
望遠ズームを付けての動体撮影は、望遠側の画角での撮影となり背景にピントが飛ぶことは多々ありますが気になるピンボケはありません。5種類の純正広角系単焦点とズーム交換レンズで試しましたが同様の結果です。
EOS-5D markⅢで同様のテストをしましたが、この現象はおきません。
キャノン修理センターへ1年以上7度ほどやりとりし、毎回、キャノン修理センターで現象は確認認識されて、レンズ・カメラの調整は勿論のことカメラボディーのフォーカスセンサーを交換しても直りませんでした。
信頼おけるAPS-Cタイプのカメラが必要でしたので、7D markⅡの良品を購入しようと量販店で中古を含め5台テストしてみましたが良いものはありませんでした。(中古をテストしたのは、製造ロットによる違いを確認する為です)メーカー側に一連のテストデータをそのつど渡っていますので、改善されてきます事を期待しております。

今回、CP+にて新製品キャノンEOS-80Dのピント精度の具合をテストしました。
キャノンブースの正面から両サイドに並ぶ一番奥側のキャノンスタッフの横顔(耳部位)にファインダー1点スポットフォーカスで撮影しましたら、1人手前の人の頭にピントがきていました。
何度やっても同様の前ピンでしたので、カメラ設定等で直らないものかキャノンスタッフの方にその状況を話しましたが改善策無し。
これは、先に上げました7D markⅡ前ピン現象と同様と思われます。

◆私的総合結果

ニコンD500が魅力的です。小型のボディー新機能を詰め込んでありますので、何かおきない方が不思議な位でしょう。半年から1年位様子をみてから購入したいと思います。
キャノンEOS-80Dは、フォーカスの問題をクリアーできれば一般的な撮影にはリーズナブルな実用的カメラで直ぐにも購入予約したいとことです。
フラグシップ機キャノンEOS-1Dx markⅡvsニコンD5は、連写性能または動画4K60P動画を重視する撮影ならEOS-1Dx markⅡを選ぶ。EOS-1Dx markⅡはニコンD5に高感度ノイズ特性に格段の差をつけられたがスポーツ写真等のレベルであればEOS-1Dx markⅡでも十分でしょう。ニコンD5は、先にも上げました様により高感度撮影は跳びぬけて優れている。また3種類ののホワイトバランスAUToが選択できたり先に上げました「スポットホワイトバランス」機能や、新型ニコンSB-5000スピードライトストロボとの組み合わせでの多灯ライティングシステムのリモートフラッシュは最大6グループ(A、B、C、D、E、F)、18台まで設定できる。ニコンD5は、写真画質に関わるプロ志向強いトータルバランスにも優れたカメラ。私的にどちらかを選択するのであればD5に魅力を感じます。しかし、主に撮影する被写体がカメラ2台をぶらさげて動き回り、場合によっては走ったりすることもありますもので、ある程度軽量・コンパクトであることも重要視しておりますもので、フラグシップ機やニコンD5の性能は必要としません。現行の中級機でも十分仕事に使える性能ですが、近い将来、技術の進歩により現行のフラッグシップの機能が下級カメラに下りてくるでしょう。

◆想像未来

フラッグシップは、人工知能によりスーパーバカチョン化が進んで撮影価値や撮影意義に疑問を持つようになってくるかもしれません。
例えばスタジオポートレート撮影においてはカメラが幾ら進歩しようがライチュング技術がものをいう世界でしょう。しかし多灯ライチュングもそれぞれのライトスタンド位置・高さ、ストロボの向き・角度・発行量、バック紙の選択変更、等がプロライティングノウハウをプログラム化したソフトにより自動化されれば、人間のやることは無くなってくる。ハレ切り、レフもシステムに含まれてきたりで、そうなってくると微調整でどれだけ標準を狂わすかがノウハウなんてことが起きてくるかもしれません。この様な事は、技術的には難しいことは無いでしょうがそんな馬鹿げたものを実際に作ろうとするかは別の話。これからどんな未来に生きられるか楽しみです。

◆ワールドプレミアアワード発表

レンズ交換式カメラ部門
キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社
EOS-1D X MarkII

レンズ一体型カメラ部門
キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社
PowerShot G7 X MarkII

交換レンズ部門
株式会社シグマ
50-100mm F1.8 DC HSM | Art

フォトアクセサリー部門
株式会社ケンコー・トキナー
激落ちくんカメラレンズクリーナー

「CP+2017」は、2017年2月23日(木)~2月26日(日)を予定。

ニコンデジタル一眼レフカメラ「D750」シャッター不具合対象拡大

◆ニコンデジタル一眼レフカメラ「D750」の一部で発生するシャッター不具合について、対象機種の拡大。

2016年2月29日ニコンサービスにて下記の様な内容を告知
2015年7月に、弊社のデジタル一眼レフカメラ D750の2014年10月から11月の生産分においてシャッターが正常に動作せず、撮影画像にケラレが生じる場合があることを告知しましたが、その後の調査の結果、2014年12月から2015年6月までの生産分も、同様の現象が発生する場合があることが判明。
2014年10月から2015年6月にかけて生産された製品をシャッター点検・修理の対象となった。
http://www.nikon-image.com/support/whatsnew/2015/0709.html
上記URLのニコンサポートページにあるWebサイトで製品番号(カメラ底面に記載。7桁)を入力すると、対象個体かの照合が可能。対象個体の場合は、シャッターの点検と修理を無償で行う。納期は約1週間。

◆別件ですがニコン「D600」画像に複数の黒い粒状の像が写りこむ不具合

2014年3月28日ニコンサービスにて下記の様な内容を告知
デジタル一眼レフカメラ「D600」で撮影した画像に複数の黒い粒状の像が写りこむ現象に関して、ご愛用いただいているお客様、お取引先販売店様および関係者の方々に、ご心配やご迷惑をお掛けしていることにつきましてお詫び申し上げます。

ニコンは本件を重く受け止め、「D600」をご愛用のお客様に対しまして、引き続き、保証期間が過ぎても無償で、点検・清掃・シャッターおよび関連部品の交換などの対応を行っていますが、これらの対応を複数回実施しても、なお撮影した画像に黒い粒状の像が多く写りこむ現象が軽減されない場合には、「D600」または同等製品への交換をさせていただきます。
http://www.nikon.co.jp/news/2014/0328_01.htm

Vikram photography (VikPix)との出会い

Vikram photography (VikPix)との出会い

出会いをありがとうございます。いつかまたどこかで・・・

昨日、ふらりビックカメラに立ち寄りましたら、なにやら外人さんがキャノンEOS7Dについて店員さんに聞いていましたが、店員さんは英語がチンプンカンのようで困った様子で、しばらくすると外人さんは横に居た私に声をかけてきました。私も英語力は低く恥ずかしい限りですが、写真撮影でいつも外人さんとコミュニケイションとっているように知っている単語とジェスチャーでやり取りをしていましたら、外人さんは友達にキャノンEOS7Dと純正EFレンズをプレゼントしたくそれを選んでいることが分かり、おすすめのレンズを紹介しましたら気に入って頂いたようで、明日友達と買いにきますとご機嫌のご様子でした。
私の愛用しているカメラとか交換レンズは何かを聞かれたりもしましたので、店員さんにカタログを借りていくつか指さして伝えましたら、 互いにEF135mmF2.0 L USMを愛用しており、互いにお気に入りレンズであることが分かり、益々親近感が増し楽しかったです。話しているうちに外人さんは日本語の単語が少々混ざりだし「あなたはやさしいです。ありがとう。」と言われ、私は「サンキュー」などと返していた。あれっ日本語に英語モドキで返して苦笑い。
日本に来ている外人さんは日本語を理解しようと日本語を学ばれている方が増えてきているのかもしれない。日本人も海外旅行用に英短文をいくつか憶えておくことをよくしますが日本人に限ったことではないようで、先ずは日本語で話しかけてみるのも良さそうです。
外人さんはご自分のフェイスブックWebサイトのアドレスをメモ紙に書いてくれましたので、帰宅後にパソコンでWeb閲覧してみましたら、インドのフリーランスフォトグラファの方で素敵な写真がいっぱいのフェイスブックWebサイトでした。
https://500px.com/vikpix

CP+ 2015(シーピープラス)、御苗場

CP+カメラと写真映像のプレミアムショー、御苗場

CP+ 2015(シーピープラス)

2015年2月12日~15日、CP+(シーピープラス)カメラと写真映像のプレミアムショーがパシフィコ横浜にて開催された。14日土曜日10時頃、入場待ちの来場者は展示会場の列とアウトレット会場の列に分かれそれぞれ驚くほど長い列となっていました。

CP+2015長蛇の来場者

CP+2015長蛇の来場者


CP+2015入場

CP+2015入場

キヤノンブースでは、2月6日に発表したばかりのクラス最高を誇る5060万画素CMOSセンサーを搭載し“臨場感画質”を実現した「EOS 5Ds / 5Ds R」の展示がありました。「EOS 5Ds R」は、偽色やモアレの抑制よりも解像度を優先するユーザー向けに、「EOS 5Ds」からローパスフィルター効果をキャンセルしたさらなる高解像モデルです。この両機種のタッチ&トライの順番待ちは1時間以上でとても待っていられませんでした。
センサー・レンズ関係の光学技術展示では、有効約1億2000万画素のCMOSセンサーが展示されていた。サイズは約29×20mmのAPS-Hサイズ相当で、解像度は13280×9184ピクセル。解像度はフルHDの約60倍に達するため、撮影画像の一部を8K、4K、2Kで、それぞれ切り出す使い方も可能とのこと。このようなセンサー導入されたカメラが発売されれば、雑誌や写真集制作であれば動画から静止画を切り出した画像でことたり、わざわざ静止画を撮影する必要は無くなるでしょう。

CP+2015キャノンブース前

CP+2015キャノンブース前

CP+2015キャノンブース前2

CP+2015キャノンブース前2

ニコンブースでは一昨日発表されたばかりのニコン「D810A」が展示されていました。映像素子前面にある光学フィルターの透過特性を星雲などの天体撮影用にD810から変更されており、長時間露光に便利な、最長900秒までの露光時間を設定できる長時間露光マニュアルモードが搭載されている。有効画素数3635万画素はD810と同じ。

CP+2015ニコンブース前

CP+2015ニコンブース前

パナソニックブースでは「LUMIX DMC-GH4 DMC-LX100 DMC-FZ100」の4K動画撮影や4K PHOTOに対応をアピール。DMC-GH4の4K動画から切り出した、約800万画素(3,840×2,160ピクセル)の写真は細かいディテールまで解像しているのが確認できる。

◆自然写真家「高嶋清明」WebサイトでGH4の4Kフォトの切り出し画像のレビューを見られる。

CP+2015パナソニック前

CP+2015パナソニック前

CP+2015パナソニック前2

CP+2015パナソニック前2

◆CP+2015公式Webサイトはこちら

御苗場2015

CP+と同時開催されている御苗場は、今年も沢山の出展者でした。中央ステージでは染瀬直人「新しい表現に挑戦するということ」トークショーを講演しておりました。写真に対する固定観念にとらわれず、360°の全天球という、今までと違う表現で写真を楽しむ方法を紹介。
ワンショット全周パノラマカメラ「RICOH THETA」の使用例のデモンストレーションをしていました。

御苗場2015染瀬直人トークショー

御苗場2015染瀬直人トークショー


 
御苗場2015染瀬直人トークショー

御苗場2015染瀬直人トークショー


 
御苗場2015染瀬直人トークショー

御苗場2015染瀬直人トークショー


 
御苗場2015染瀬直人トークショー

御苗場2015染瀬直人トークショー


 

作品前に居た数名のスナップ写真掲載許可を頂きました出展者さんに少しお話を聞いてみました。
岩永明男さん(向かって右側)は、画像処理のアイディアからで和紙にプリントすることで墨絵のような質感の写真を作り出した作品を出展されていました。

◆岩永明男Webサイトはこちら

御苗場2015岩永明男

御苗場2015岩永明男

HolyOne Tajimaさんは、ご近所のとある何気ない木を超広角レンズを用いて人との対比からも立派な大木のように見せ、独特なややオレンジ超のフィルターを描けたような色彩に仕上がっているこの作品。生命体であるこの大木と人とのつながり、生きていることの喜びや幸福を感じさせてくれるように思いました。

◆HolyOne TajimaWebサイトはこちら

御苗場2015HolyOne Tajima

御苗場2015HolyOne Tajima

御苗場2015HolyOne Tajima

御苗場2015HolyOne Tajima


 

misuさんは、雑誌やグラビア写真集等でご活躍されているフォトフラファー。普段の仕事とは別に御苗場に出展の為の作品だそうです。

◆misuWebサイトはこちら

御苗場2015misu

御苗場2015misu

2015年トレビュアー賞

塩原真澄さんは、フルーツの豊富なところにお住まいで、みずみずしいフルーツを題材にプリント用キャンパス布に絵画をイメージさせるような独特な色調でプリントした作品を出展されておりました。こちらは、小松整司氏(エモン・フォトギャラリー ディレクター )セレク「2015年トレビュアー賞」受賞となりました。

◆御苗場Webサイトはこちら