幼稚園運動会~気持ちも目線も~

楽しさの演出というと何かやらせの様に聞こえますが、皆様に何か演じてもらうわけではありません。
幼稚園児の撮影などでは、気持ちも目線も子供になりきろうとしています。
意識していない自然な笑顔は、意識した対話の中にできる気持ちのキャッチボールのような瞬間ではないでしょうか。
撮影した写真は、写した人の気持ちが写ってしまうようで、撮影者が楽しめていれば楽しさが写真に現れると思います。
緊張している様子もその人らしさが現れている貴重なもので、そういう写真も時を経て、当時の出来事や気持ちが蘇る大切な1枚になることもあると思います。どんなシーンも大切な思い出です。
フェンス越しに出身の幼稚園や学校を見る機会がありますが、沢山の思い出が溢れてきて胸がジーンと熱くなります。当時の写真を見るとより一層細かい情景や出来事まで思い出されます。

Where there’s a will, there’s a way.~意思あるところに道は通づる~
心が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる

笑顔を写す写真家は、自らが笑顔の写真家とも言えるかもしれません。
また写真家というのも堅苦しく、おっちゃんと呼ばれるくらいでちょうど良いのかもしれません。
いつも皆様の笑顔をありがとうございます。

運動会の嬉し涙、悔し涙と笑顔の写真

運動会結果発表の直後、勝利チーム感動の嬉涙が見えました。
2位チーム、6年生運動会実行委員が朝礼台の上でのコメント中に思わず溢れ出した悔し涙。
頬をつたう一筋の輝き、言葉につまりながらもがんばってコメントをしました。
学校側が無作為にクラス内を2分割し紅白チーム分けをして、得点するのに有利なチームが勝った。
紅白どちらもかわらない気持ちで一生懸命がんばっていました。
これも共存共栄。
互いが向上心を持って励ましあいながら生きていく学びの一つなのでしょうか。

運動会の後、チーム毎の集合写真を撮影しました。
並びを整えながら生徒さんと会話しながら心地よい雰囲気を演出し、余所行きの笑顔から人間味あふれる笑顔に変わる瞬間まで、その笑顔のバリエーションを感じ撮影してみます。
運動会中もそうでしたが集合写真撮影後にも多くの生徒さん方に「写真撮って」と声を掛けられ、我が子のような心持ちで皆さんの笑顔の写真を撮ることができました。
大切な思い出の一時にお供できましたこと、嬉しく思います。
ありがとうございます。

秋の小学校運動会:笑顔の写真

過去に不登校の生徒さんがいる学校の先生から「今日は、○○君が運動会に参加しているから、必ず沢山○○君を撮ってください」とオーダーされたりしたことも多々ありました。
ご事情はさまざま、むしろ皆無の学校の方が珍しいのかも知れません。

先日、小学校の運動会に伺い、卒業アルバム制作用の写真を撮影してきました。
通常の運動会撮影と特別学級の生徒さん1人のみ別撮影し集合写真等に合成するご依頼もありました。先生から「この特別学級の生徒さんは、何時も写真を撮られるのをいやがり、これまで写真がほとんど撮れていないので今回は、是非、撮してほしい」とのことでした。
教室で静かに一人で絵を描いているときに一度声をかけてみましたが、その時は写真なんて気分じゃないようでした。この生徒さんは上手に絵を描いていましたので「絵が上手なんだね、おじさん写真屋だけど絵は上手く書けないな。写真は撮さなくてもいいかな。また来るからその時、気分わるくなかったら、おじさんに写真撮らせてね。」と言っておき、運動会の合間に何度か様子を見に行きました。途中、付き添いの先生からは「今日は写真を撮ること難しそうですので撮れなくてもよいです。」とのお話もあり、そうこうしている間に運動会が終わってしまいました。
組毎の集合写真は、皆さんと楽しく大きな声で笑い騒ぎながら撮り終え、残るは撮影は教室にいる生徒さん1人のみ。最後におっちゃんとカメラで遊んでみない?っという気持ちで「気分どうだい」など声をかけてみましたら、この生徒さんが「どこで撮すの?」と言いそれから少し会話することができ、貴重な写真を撮影できました。
たまたま、この生徒さんが決心してくれただけのことかもしれませんが、日々、精一杯生きられますように、色々とちっちゃなチャレンジしてみます。

体育祭ゴールシーンハプニング1

毎年、5月~6月と9月~10月頃に全国の学校で体育祭が行われることが多く、今年も体育祭シーズン。
中学校体育祭の競技種目の中に中距離走がある学校があります。
女子が800m走、男子が1500m走の場合が多いです。
この競技のゴールシーンの撮影は、正面から写したいところですが、1位走者のゴールの際に周回遅れの走者がゴールラインにおり、かぶってしまいゴールシーンが写せないことがあります。また、全校クラス対抗リレーなども同じような状態になるときがあります。
そのような状態になりそうなときは、斜め横から写しても周回遅れの走者がかぶります。
1位走者を手前にほぼ真横から写す選択しかないでしょう。
ゴールシーンを予測して的確な撮影位置に移動していくように心がけねば!!

体育祭2010:とっておきのショット

2010年6月5日、某学校の体育祭の撮影をしました。

沢山、感動的な写真が撮れましたが、とっておきのショットは、クラス対抗リレーで、各学年全員が走る種目のアンカーのトップがゴールインする4カットは実に面白い写真となりました。

後ろからもう少しで抜かされそうな場面で、走者の精一杯の走りから盛り上がる筋肉、必死の表情が光り、走り終えて応援する生徒が飛び上がったり、拳を握りしめ叫んで、喜びを表現している様子がそれぞれの写真に写り、素敵な写真になりました。

体育祭や、スポーツ関係の写真は、特に激しい動きと発散する表情が生き生きとする瞬間の玉手箱のようなものですね。

今回、撮影させて頂きました学校は、写真掲載をしないご希望でしたので、残念ながら写真掲載することはできません。

ちなみに、このWebサイトでは、パスワード付きで特定の方のみ閲覧できるページをもうけることもでしますので、そのような、ご要望も承ります。